受験のコト ~ Never Say Never !

●令和5年1月13日(金)4限に、共通テストを受験する3年生を対象にした「共通テスト受験激励会」がありました。3年生のみのオンライン配信です。5つのことをお伝えしました。(今年度から、中学生の皆さんが受験する高校入試選抜試験もマークシートになりますね。下の5つのことは、高校受験でも同様です!)


私たちは、受験に挑むみなさん(中・高生)の

良きメンター(支援者)です! 

1 共通テストは、予選リーグである。完全に成功することはありえない。かといって、すべて失敗するわけでもない。もし1教科・1科目うまくいかなかったとしても、また次の教科・科目があり、次の日がある。マークシートだから、選択肢に答えがある科目が多い。共通テストが終わったその日から、私大や2次試験に向けて取り組む。

「無理って言うな!」

2 今までやってきたことを信じて、落ち着いて受ける。根拠は不要だ。かといって、テンションも上げない。平常心で臨めばきっとうまくいくよ、と自分に声をかける。 不安に思っても、自信をもってテストに臨んでも、やがてテストは終わる。だから、根拠がない自信が、受験時は大切なのだ。

3 済んだ科目のことは、全科目終わるまて振り返らない。当日、休憩時間などの、周囲の会話に左右されない。聞いていいのは、あなたのことを思う友人の言葉と試験監督の言葉だけ。私は、愛知教育大学の試験会場で、手動の鉛筆削りで鉛筆を削っていた。ギシギシ、ゴリゴリとね。

4 受験生活に、無駄な努力は何1つない。つらい経験や我慢の積み重ねは成長につながる。受験生活で得られるものは勉強の成果だけではない。長い将来を見通せば、全国50万人以上の受験生が受けるテストだから、受験するだけでも意味・価値がある。絶対に今後の人生に役立つ。だから、40年たっても忘れないのだ。

5 自分がかんばるというのは当たり前。心で(○○さん)ガンバレです(これが平常心を生む)。

 

3年生鈴木基広学年主任からの激励

私たちは、みなさんの成功を念じています。そのパワーも受け取ってください。最後に、すでに昨年度の学年集会「脳科学プレ学習会」(クリック!)で取り上げたアンドリュー・カーネギーの言葉をもう一度示します。「Never Say Never !」(無理って言うな!)、校訓「達」の精神で、これから数か月続く受験で、ベストを尽くしてください。

もし、あなたが負けると考えるなら あなたは負ける

もし、あなたがもうダメだと考えるなら あなたはダメになる

もし、あなたが勝ちたいと思う心の片隅で ムリだと考えるなら あなたは絶対に勝てない

もし、あなたが失敗すると考えるなら あなたは失敗する

世の中を見てみろ、最後まで成功を願い続けた人だけが成功しているではないか

もし、あなたが勝てると考えるなら あなたは勝つ

向上したい、自信を持ちたいと もしあなたが心からそう願うなら あなたは絶対あなたの望んだとおりの人になれる

さあ、出発だ 強い人が勝つとは限らない すばしこい人が勝つとも限らない

「私はできる」そう考えている人が 最後には勝つのだ

アンドリュー・カーネギー

*19世紀から20世紀にかけてのアメリカの実業家、成功を収めて「鋼鉄王」と称された。彼は引退後の人生を慈善活動にささげた。カーネギー財団、カーネギー国際平和基金、カーネギー研究所、カーネギー博物館、カーネギー教育振興財団など、多数が現在活動を続けている。

(村瀬@学校長)