R4 名古屋工業大学 工学部

合格体験記

名古屋工業大学 工学部 社会工学科 建築・デザイン分野合格

榎本裕菜(44 回生) 安城市立安城南中学校出身

私は、受験勉強で最も大切なことは小さなことからコツコツと積み重ねていくことだと思います。例えば、日々の小テストや授業の予習、復習です。これらを何のためにやっているのかと思ったり、面倒だと思ったりすることもあると思います。私も実際そうでした。しかし、少し早く起 きたり、休み時間を削ったりして小テストの勉強や授業の予習をした日々は、無駄ではなかったと言い切れます。また、早い段階から積み重ねておけば、定期考査の時にもう一回最初から勉強し直す時間を無くすことができます。私はこの節約できた時間で学校の問題集を何周も解いていました。そして、何回も解き直せばそうそう簡単に忘れることはないので、受験勉強の時も思い出す段階を踏まずに早くから問題演習に取り掛かることができました。

また、受験勉強をする中で、皆に置いて行かれているような気がしたり、将来が全く見えないと思ったりしたことがありました。皆がよく持っている問題集を使い始めたのはいいものの、結局自分に合わずに使うのをやめた
こともあります。今でも、自分に合った勉強法が何なのかよく分かりません。長時間勉強することも全然できませんでした。人と比べては自分が嫌になる、それを繰り返していた時期もありました。そこから脱出するために必要なことは、今の自分を認めてあげることです。時には、全く勉強をしない日だってあってもいいと私は思います。

最後に、先生方や友達、両親といったたくさんの人に支えられて合格を掴むことができました。 本当に感謝してもしきれません。3年間の高校生活は、私の大きな宝物です。後輩の皆さん、受験勉強は大変ですが自分を大きく成長させてくれると思います。努力を重ねた皆さんの未来が、大きく花開くことを願っています。