R4 滋賀大学 経済学部
合格体験記
滋賀大学経済学部経済学科合格
鈴木健生(44 回生)安城市立東山中学校出身
僕が受験勉強で大切だと思ったことは 2 つあります。
1 つ目は最後まで根気強く勉強を継続することです。成績は先生方がおっしゃるように直ぐに伸びるわけではありません。自分は何が得意で、何が足りていないのかを分析して勉強し続けることが大切です。実際に自分は現代文の記述力が足りないと感じ、基本、発展の参考書を2冊買い、英語では長文読解が苦手だったので 300、500、700 文字の参考書を 3 冊買いました。そして計画を立て毎日コツコツと進めていきました。それぞれ3周目が終わったころには自分の力になったと感じるようになりました。たくさんの参考書の問題を解くのではなく、自分が決めたものを何回も繰り返すことで学力向上につながると思います。「継続は力なり」という言葉があるように、継続を積み重ねていけば必ず自分の力になります。思うように成績が伸びなくてもそこであきらめず、最後までやりきりましょう。
2つ目は失敗を成功に繋げることです。失敗は失敗のままでは意味がありません。僕は滋賀大学を前期、後期とも英語と国語で受験しました。共通テスト後、二次試験の記述対策のために英語では赤本を使い傾向を調べ、計画を立て直し勉強しました。しかし、英単語の勉強がおろそかになってしまい、英訳と内容理解の問題をうまく答えることができませんでした。そのため前期は落ちてしまいました。僕はその失敗から長文読解とともに英単語の勉強にも力を入れました。その時は難しい単語も勉強しました。後期試験では勉強した単語がたくさん出たためすらすらと読むことができました。失敗をしてしまったときは塞ぎ込むのではなく、同じ失敗をしないために何をすべきか考えてみてください。受験において、最後に結果を出さなければならないのは自分自身です。しかし一人で勉強をするわけではありません。担任の先生、教科担任の先生、添削指導をしてくださる先生など、たくさんの先生が力を貸してくださいます。そしてなにより、一緒に勉強を頑張っている仲間、支えてくれる家族がいます。自分が目指した大学に進学できるように精一杯頑張ってください。応援しています。