R4 岐阜大学 教育学部

合格体験記

岐阜大学 教育学部 学校教育教員養成課程 国語教育講座合格

神谷直穂(44回生)安城市立東山中学校出身

私が受験で大切だと思ったことは2つあります。

1つ目は、苦手教科は時間をかけて勉強することです。私は英語が苦手でした。受験勉強を本格的に始めてからまずは単語を1日1時間以上かけて、覚えるまで繰り返し勉強しました。夏休みは単語の勉強をしながら、毎日長文を読みました。先生や友達が勧めてくれた問題集は私にとってはレベルの高いものでした。だから自分で調べて自分のレベルに合う問題集を見つけ、その問題集を徹底的に取り組みました。
共通テストの1か月前くらいから良い結果が出始めて、共通テストでは苦手な英語で自分が満足できる点数をとることができました。共通テスト当日のそれぞれの教科の難易度はわかりません。平均点が高い教科で点数を落とさないためには、全ての教科に取り組むことが大切だと思います。また、勉強した時間は記録しておくと自信につながります。「これだけの時間勉強した」という事実が試験当日の不安を取り除いてくれると思います。

2つ目は、諦めないことです。私は教師になるという夢をもっていて教育学部に入ることを目標に勉強をしていました。模試の結果が悪くて落ち込むことは何度もありましたが、毎日復習や演習に取り組み、諦めずに勉強し続けました。また、試験のときは自信がなくても解答欄を全て埋めて最後まで解ききりました。最後まで諦めなかったことが合格につながったと思います。
受験は苦しいです。今までよりも頑張ったのに良い結果が出ず涙を流したこともたくさんありましたが、受験を乗り越えて、様々な面で自分が成長できたと思います。「努力は必ず報われるとは限らない、正しい努力が報われる。」という言葉を1年間で何度も聞きました。この言葉を聞くと正しい努力しかしてはいけないように感じます。しかし私は、間違った努力でも無駄な努力ではないと思います。間違った努力から得られるものもたくさんあります。大切なことは、努力した過程と結果を見比べて自分に必要なことを見つけることだと思います。だから間違えることや失敗することを恐れず、後悔しない努力をしてください。最後まで諦めず頑張ってください。