振り返る「美しい東高祭」(2021年6月15日発信)

●令和3年6月15日、「美しい東高祭」の終了に際して、本年度東高祭テーマ「築こう僕らのアオハル」について、気付いたこと、考えたこと、後輩に伝えたいことなど、Classiを通して全校生徒に意見を求めました。その結果、92通のメッセージが寄せられました。その一部を以下に掲載します。

<1年安城西中学校出身>「今回は厳しい状況の中、東高祭を開催できたのは本当に多くの人の協力があってこそだと思います。本当に感謝で溢れています。今回得たもの、経験したこと、これは一生の宝物となると思います。最高の2日間でした。来年は更に2年生として東高祭を支え、楽しみたいと思いました。」

<1年東山中学校出身>「初めての東高祭では、3年生からは2年間分の熱量を感じました。私はダンスを担当しましたが、とても優しい先輩ばかりで学年の壁を難なく乗り越えられた気がします。今年はスマホが使えるようになり、そのおかげで写真という大きな思い出を形に残すことが出来ました。さらに、他のクラスと関わることが少ないな、と思っていましたがこの機会に写真を撮るというきっかけで喋ったことの無い人ともたくさん喋ることができ、すごくいいきっかけになったと思います!生徒会の皆さん、先生方ありがとうございました!!」

<1年桜井中学校出身>「この東高祭は、中学校の体育大会や小学校の運動会などとはまた違った良さがあり、とても思い出になりました。特に今回は、応援団の一員として東高祭の準備を進めていたのですが、先輩方は受験勉強などで忙しい中でも応援の振り付けを考えて、それを後輩である自分たちに教えていました。そして、我々紫団はもっとも多くの時間をかけて応援練習をし、3位を取ることが出来ました。応援合戦本番中も練習してきた過程を思い出して、言葉にはできないような感情がこみ上げてきました。一体感というのがよく分かった気がします。この東高祭というのが高校生活で3回しかなく、あと2回しかないと思うとさみしさも感じてしまいます。日々においても高校生活というのは短いものとよく言われるので、大切にしていきたいと思います。ありがとうございます。」

<1年東山中学校出身>「中学校のときに経験した体育祭、文化祭ではなくて、先輩の熱意や、友達の大切さなどを改めて実感できたものになりました。特に3年生の熱い思いがこもった2日間だったということもあり、この2日間の思い出は、自分にとってかけがえのない思いでになりました。」

<1年篠目中学校出身>「応援の練習などで先輩方の必死さがすごく伝わってきて自分たちも先輩方のために頑張ろうと言う気持ちになりました。文化祭では、団プロジェクトの人や有志発表の人たち、生徒会の人などが僕たちを楽しませようと色々な準備をかなり前からやってくれていたと知って、僕もそういう人間になりたいなと思いました。」

<2年矢作北中学校出身>「団に関係なく仲良しで,本当にみんなでワイワイしつつ本気の戦いができて、凄いな~と思いました!!個人的に,放送部がすごく大変そうでした。手伝いたいけど何をしていいのか分からないので,私は見てるだけだったのですが・・。来年は何かサポートできるようにしたいなと思います。」

<2年六ッ美北中学校出身>「生徒会や先生の皆さんのおかげで、とても楽しい思い出を作ることができました。ダンスの競技は学年の壁を超えて協力しあいながらできるので、来年も実施してほしいです。写真をとることを許可していただいたので、思い出をたくさんとることができました。本当にありがとうございました。」

<3年篠目中学校出身>「東高祭が多くの人たちによる努力によって、行われていたこと。後輩たちへ、伝統を受け継ぐのに加えて、自分たちの学年の色をもっと出すようにしてください。」

<3年安城南中学校出身>「1年から3年生まで、全員の気持ちがひとつになるといいものが出来ると思った。3年生だけが突っ走るのではなく、1、2年生のことも考えながら同じ気持ちで取り組むのが大切だとわかった。練習が上手く進まなくても焦らずイライラしない、常に余裕を持って取り組むと良い!」

<3年幸田町立南部中学校出身>「文化祭で見たい有志発表や、展示が多すぎて回りきれなかったから、できれば文化祭と体育祭合わせて3日くらいがいい。一緒に頑張ってくれた後輩が多かったからこそ、逆に助かった時もあったから、ありがとうっていいたい。結果はどうであれ、活気ある楽しすぎる学校祭を作れて満足してます。生徒会や先生方ありがとうございました。私的には1年の時の学校祭よりも楽しかった!」

<3年安城北中学校出身>「私はコミュニケーションの大切さと、リーダーとして先頭に立つ人の凄さというのを身にしみて感じました。私はダンスに参加しました。ダンスは今年初めての取り組みということで、3年生は不安でいっぱいでした。そして特に私たちのクラスは、ダンス経験者がいなかったため、初めはどのように進めていったら良いのか全員が探り探りの状態でした。そのような中で朝の時間や業後の時間を有効に使い、何度も何度も話し合いを重ねました。お互いが思っていることをきちんと言うことで意思疎通を図ることができ、スムーズに進めることができたと思います。また、リーダー長が中心となり3年生が1、2年生を引っ張っていく姿は、同じ学年、同じクラスの私が見てもとてもかっこよく、憧憬の対象であり、率先して行動する姿に「私も頑張ろう」と良い刺激をたくさんもらえました。最高学年として参加した東高祭は、1年生として参加した東高祭とはまた違った角度、視点から多くのことを学び、今後に生かせる経験をさせていただきました。コロナ禍ではありますが、その中でこのような楽しい思い出を作ることができたことをとても嬉しく思います。」

<3年矢作北中学校出身>「リーダーになったらやるべき役割というものはあるけれど、リーダーだけがやらなければならないのではなくて、メンバーの中で気がついた人が行動するべきだということをメンバー全員が理解し実践することが出来たときに、素晴らしい結果が残るということが改めて分かりました。後輩たちは「ん?おかしくないか?」と思ったらすぐに仲間に質問や提案をして、大きな問題に発展してしまわないようにしてもらいたいです。」

●とても読み応えのあるレスポンスをたくさんいただきました。学校文化の伝統の形成と継承、新たな学校文化の創造は、学校教育にとって大切な課題です。コロナ禍においても私たちは工夫し、取り組まなければならないことを自覚させてくれました。「進化」という考え方の必要性と有効性を再確認できます。

(学校長)