R2 福井大学 工学部

合格体験記

福井大学工学部 物質・生命化学科 竹下明花 (42 回生)

安城市立桜井学校出身 私は受験を終えて感じた事が2つあります。 1つ目は最後まで粘り強く勉強した者が受験を制するということです。私は今、第1志望 の大学に無事合格し、この合格体験記を書いていますが、他の大学(私大)はすべて不合格 でした。ほとんどの子が私立の滑り止めに合格し、行ける大学があると安心して国公立大学 に専念して勉強している中、私は行ける大学がない、大学生になれないと毎日不安な気持ち で勉強していました。国公立大学前期試験の日、あまりの試験のできなさに帰ってから家で ずっと泣いていました。明日から学校に行きたくないと思っていましたが、このままでは本 当にどこにも行き場がなくなってしまうと感じ、辛くても学校に行きました。そしてすぐに 後期試験の勉強を始め、死ぬ気で勉強しました。最後まで諦めず、勉強を続けてきたからこ そ、第1志望の大学に合格できたのだと思います。

2つ目は同じ目標をもった仲間がいることの大切さです。私のクラスのほとんどの人は 国公立大学を目指して勉強していました。そのため、自主学習の時間は周りが集中して勉強 に打ち込んでいるので自分も負けじと勉強することができました。また、私は家では全然勉 強ができなかったので、友達と毎日学校の自主学習が終わってから公民館で夜8時まで勉 強していました。1人で公民館にいても、スマホいじってしまったり、すぐに帰ったりと自 分に甘くなる部分があると思いますが、一緒に勉強する友達がいることで、自分に甘えるこ となく勉強に集中することができました。

みなさんはまだ受験のことを漠然としか考えられないと思います。しかし、これからどん どん受験モードに入っていき、不安や焦りで押し潰されそうになるかもしれません。それで も先生や自分が今までやってきたことを信じ、勉強し続けてください。みなさんが合格を勝 ち取れるよう応援しています。