イルミネーションが描く世界
●令和3年12月25日(土)夕方、安城市が誇るテーマパーク「デンパーク」にカメラを持参して訪れた。昨日のイブは雨だったので、今日はさぞ混むだろうと思っていたが、それほどでもなかった。
●かつて、デンパークで知り合った人に、シャッタースピードをコントロールすることでイルミネーションの幻想的な世界を描くことができることを教えてもらった。カメラのファインダーから見える世界は無限である。
●「人は目で見えるものしか見ていない」のはあたり前のことなのだが、目に見えることだけが存在しているわけではない。目には見えないけれども存在していることがある。
●金子みすゞの詩「星とタンポポ」を思い出す。
青いお空の 底ふかく
海の小石の そのように
夜がくるまで 沈んでる、
昼のお星は 目に見えぬ
見えぬけれども あるんだよ、
見えぬものでも あるんだよ。
散ってすがれた たんぽぽんの
かわらのすきに だァまって、
春がくるまで かくれてる
つよい その根は 目にみえぬ。
見えぬけれども あるんだよ、
見えないものでも あるんだよ。
●このクリスマスが終わると年の瀬がさらに近づく。
(村瀬@学校長)