ドイツとの交流〜世界とつながる安城東

●令和3年 12月20日(月)第2限、マルチメディア教室において、1年生国際理解コースの生徒26名が、Flip Grid(動画投稿ソフト)を利用して、日本の文化やドイツの文化を互いに紹介し合いました。

●ドイツとの交流は令和3年度から始まりました。本校の学校長がかつて文部科学省教科調査官の任にあった頃、ドイツの教育制度を調べるために、何度も渡独し、調査対象として選んだ高校であることから、交流のきっかけをつかむことができました(渡独時の様子は、ドイツ紙に掲載されました。コチラをご覧ください!クリック)。

今年のドイツのクリスマスマーケットとクリスマスイヴの教会の様子が届きました。下記をご覧ください。特にクリマッスイブの動画を見ると日本との違い(空・雲の様子、教会のイルミネーション)が分かります。日本より緯度の高いドイツの冬は、とても寒くて暗く、辛い日々が長く続きます。だからこそ、華やかなイルミネーションに飾られたマーケットを開きそこに人々を誘うのです。地元の食材やホットワインを楽しみながら、辛い日々を楽しむのです。

*2021年12月24日フランクフルト郊外の教会の様子(クリック!)

●交流校は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州(州都はシュトゥットガルト、ハイテク技術や自動車産業の州として、またワイン生産でドイツ2位の州として、名を成しています)の女王シャルロッテギムナジウム(クリック!)です(機械翻訳してご覧ください)。

●ギムナジウムとは、ドイツの大学進学を目的とする高校のことです。ドイツの大学進学率は33%で、日本に比べれば低いです。それは、小学生の頃から将来の職業選択を意識した進路選択が求められているからです。この高校には、日本語コースがあり、日本文化に関心を持つ生徒も在籍しています。

●現在、この高校の日本語コースを指導するのは、日本人の井上先生です。ドイツ語を大学で専門にした先生が、ご家族でドイツに移住しています。日本人の国際的な活躍を身近なものとして感じてほしいことからも、国際理解コースの今回の交流となりました。

●日本の「身の回りのもの」について、3グループに分かれて紹介をする準備をしています。

[動画投稿のための資料作り]

 

●ドイツとは時差がありますから、ビデオレター形式で交流を始めています。内容は「日本のクリスマスと正月」「お味噌汁」「日本のお菓子」などです。

●これを機会に、ドイツの高校生と仲良しになり、国際理解コースから世界に羽ばたく生徒が出てくれることを期待しています。