R3 広島大学 工学部

合格体験記

広島大学工学部第1類合格

佐野 日盛(43 回生) 愛知教育大学付属岡崎中学出身

僕は 1 年生の頃から定期試験や模試の復習をしてきたので、自分の弱点を分析すること

とても役に立ちました。しかし、受験を終えて後悔していることが2つあります。

1つ目は 1、2年生で勉強してこなかったので、勉強の習慣をつけることができなかった ことです。勉強しないとヤバいと思っても、習慣化されていないと、長い時間机に向かうこ とはできません。受験勉強は、定期考査のように、期間と範囲が絞られていて、そのときそ の範囲だけやればよいというものではありません。たとえ、定期考査の時は一夜漬けで10 時間くらい勉強できたとしても、その一時的な10時間と毎日(昼間中心で)10時間勉強 し続けるのとでは、負担もストレスも全く違います。 私は、コロナウィルスの休校期間と1 学期の間になんとか学習習慣を身に着けましたが、高3生になる前に勉強の習慣ができて いると、もっと効率的に勉強ができたように思います。 2つ目は判定に油断してしまったことです。共通テストの自己採点の判定が良かったので、 共通テスト後は油断してしまい勉強をあまりしませんでした。そのため、2次試験本番では いつもならしないミスをしてしまいました。共通テスト後は学校の課外や英作文の個別添 削を受けるなどして、「やらないとまずい」という気持ちを維持できるようにしました。国 公立大学の受験は、共通テストで終わりではありません。担任の先生は、「共通テスト後が 本当の戦い」と言っていました。その言葉が、受験を終えた今、やっとわかった気がします。 受験は決して楽ではありませんが、後悔のないように最後まで油断せず頑張ってください。