R3 信州大学 理学部

合格体験記

信州大学理学部数学科 合格

廣村壮吾(43 回生) 安城市立安城南中学校出身

受験生でもっとも大切なことは「自分をコントロールすること」です。私は、受験勉強を する上で、自分と向き合う時間がたくさんありました。3年生ではたくさんの模試を行うの で、成績での悩みや、模試の結果を参考に大学を決めることの悔しさは常にありました。そ れらを乗り越えるためには2つのことが大切だと感じました。 1つ目は、仲間の存在です。受験は個人戦ではなく団体戦です。勉強で悩んだり成績が思 うように伸びなかったりした時には励ましあい、分からない問題があった時は互いに教え あいました。もちろん、受験は自分の力で勝負するものですが、1人で閉じこもらず仲間に 頼ることも大事です。

2つ目は、最後まで諦めず頑張ることです。私は、共通テストで目標点に届かず志望校を 変えざるをえませんでした。共通テストの自己採点後はとても落ち込みましたが、中途半端 に終わりたくないと思い、自分を鼓舞して授業、課外、業後の自学を活用して毎日勉強しました。

また、自分や仲間で考えても理解できない問題は、必ず先生に質問するようにしまし た。先生は理解できるまで懇切丁寧に教えてくださいました。そのようにひたすら勉強して 臨んだ2次試験の本番では、奇跡的なことに、授業中に解いた問題や本番1週間前に解いた 問題の類題が出ました。共通テスト後も、諦めずに授業や課外を受けて勉強していて良かっ たと、心の底から思いました。

1分1秒を惜しまず勉強を頑張ってください。勉強した分だけ、学力だけでなく精神面、 人間面などたくさんのことが向上します。受験を通して立派な人間になってください。応援 しています。