R3 国際教養大学 国際教養学科
合格体験記
国際教養大学国際教養学科 合格
徐麻美(43回生) 安城市立安城南中学校出身
私が受験期を振り返って重要だと感じたことが2つあります。 1つ目は、明確な目標を持つことです。とても当たり前のことですが、これが大学受験の 肝だと思います。確固とした目標があれば、勉強を投げ出したくなるときでも、目標達成の ために頑張ることができます。 私は高校2年生のとき、大学受験の目標を志望校合格ではな く、最後まで全力でやり切ることに決めました。辛いことが重なり本当に苦しい時期でも、 この辛い状況こそ自分が成長できるときだと捉え直して、踏ん張ることができました。
2つ目は、自分で自分に必要なことは何かを考えることです。人から与えられるだけの受 動的な学習よりも、自主的に考えて行う勉強の方が大切です。私は、自分で考えた勉強の内 容が本当にためになっているのか、もっと良い勉強法があるのではないか、と不安に思うこ とが多くありました。しかし、そうして試行錯誤しながら勉強と向き合った経験は、とても 大きかったと思います。何度も自分の学習を見直すことで、次第により質の高い有意義な学 習ができるようになりました。こうして培った、自ら判断する力は、今後の学習や生活にも 大いに役立つと思います。
頑張れば頑張るほど壁にぶつかり、苦しい時期もたくさんありました。今、受験期を乗り 越えて1年前の自分より、勉強面だけでなく、様々な面で成長できたと実感しています。与 えられた時間は皆同じで、どのように過ごすかは本当に自分次第です。大学受験が自分を成 長させるチャンスだと思い最後まで走り切ることは、この期間を自分にとって有意義なも のにする方法の1つだと思います。