R2 愛知教育大学 教育学部

合格体験記

愛知教育大学教育学部中等教育教員養成課程 音楽専攻

青木結衣 (42回生) 岡崎市立矢作中学校出身

私は勉強があまり得意ではありませんでした。三年生になってから受験に向けて勉強を 始めましたが、やはり一年からの積み重ねが大切だと思い知らされました。模試の判定もな かなか伸びず、最後までE判定でした。それでも私はセンター当日まで自分の可能性を信じ て勉強し続けました。誰が何と言おうと、努力し続けました。センター一週間前はものすご い勢いで点が伸びました。その結果、センター試験では自己最高点を取ることができました が、それでも志望する大学のボーダーラインには届きませんでした。センター本番の点数で 出した判定もE判定でした。私が志望していたのは、国立の音楽科だったので二次試験で教 科の勉強は必要なく、代わりに声楽やピアノなどの実技の練習が必要でした。逆転合格を目 指して必死に練習を重ねましたが、前期の結果は不合格でした。やはりセンターの点数で左 右されてしまうのかと、本気で後悔しました。何故もっと早くから全力を出せなかったのか と自分を責めました。

しかし、私はどうしても志望した大学に行きたかったので後期も受けることにしました。 後期は実技と面接での試験でした。実技ではほとんどいつも通りの実力を出せたのですが、 面接ではだれも予想がつかないような出題をされ、思うようにいかず、試験後は不安しかあ りませんでした。

そして結果発表の当日、私は正直、合格している自信がありませんでした。ところが合格 発表のサイトを開いてみると、そこには私の番号が載っていたのです。私は驚きと嬉しさで 涙を流しました。自分の可能性を信じて最後まで頑張ってよかったと思いました。下剋上合 格は本当にあります。もし自分の限界を感じたとしても、その時こそあきらめずに、最後ま で自分を信じて頑張ってください。