令7 1学期終業式より(R7/7/18)「GLS講演会と同窓のつながりと母校愛」
7月10日の創立50周年記念GLS講演会では、講師の中尾実樹先生が、みなさんに多くのメッセージを送ってくださいました。例えば「将来の夢は結論を急がない」「方向性に迷ったら選択肢の多い方を選ぶ」「直観に従うことも大事」「迷う=冒険するチャンス」「答えを求めない」「好奇心のポケットが空にならないようにする」その他にも研究のあり方、大学の魅力、真実を見抜くことの大事さ、ご自身の生き方など、みなさんにとって参考になる、同窓の大先輩からの生きたメッセージばかりだったと思います。そのメッセージをどう受け取るかは、後はみなさんの考え方しだいです。中尾先生のお話を聞いて、みなさんはそれまで自分自身にはなかったグローバルな視野を得られたはずですので、さらに自分の身近な問題と関連付けるローカルな視点で一度考えてみて下さい。


また、最後の質疑応答の時間が非常に良かったと思います。みなさんが積極的に挙手をしてくれたので、用意した時間では足らないくらいでした。約30分で10人から15人くらいの人が質問してくれたでしょうか。みなさんの質問をしている姿を、ああこれがこれからの安城東高校の生徒にとって、必要で重要な姿であると、感心して見ていました。その自主的な姿勢を学校生活や他の日常生活でも心がけて下さい。特に夏休み中にシンガポール研修に行く人は、現地でその姿勢をしっかり見せて下さい。今、安城東高校で育成しようとしている人材は、グローカルな視点を持つ人と、自主性を持った人です。

ちなみに中尾先生からいただいた太宰府天満宮の学業のお守りは、今、職員室の中の廊下側で3年生寄りの壁の高い所に鎮座しています。今後勉強で悩んだ時は、ぜひ職員室に来て拝みに来て下さい。
さて、今年度は創立50周年の年ということで、今後みなさんは、安城東高校の歴史と同窓生の縦横のつながりと、未来の安城東の姿について、見たり聞いたりする機会が多くなると思います。また、その中で母校愛についての話も何回か聞くはずです。2・3年生の人は覚えていると思いますが、昨年度の3学期の終業式で生徒指導部長の小宮山先生が、校歌と母校愛の大切さについて講話をしてくれました。私もそんな話をしてみたいと思います。
GLS講演会では、同窓会長さんをはじめ、同窓会役員、中尾先生と同期の卒業生の方々が大勢いらっしゃってました。安城市の教育長さんも見えられていましたが、実は教育長さんも中尾先生と同期です。中尾先生の高校時代の話のくだりでは、2回生の方々が在校生のみなさんと違った反応をされていて楽しかったですが、同時に世代の違いを超えた、会場全体の一体感もあったと思います。みなさんも将来、何かきっかけとなるようなことがあった時には、すぐに集まることができるような関係や雰囲気を作ってください。その関係や雰囲気こそが、同窓のつながりです。同窓のつながりは人生において、支え、パワー、誇り、喜び、共感、応援、支援など、いろいろなモチベーションとなってくれます。まして、同窓生が社会で活躍している姿をみると、より一層それが感じられます。
東高祭の結団式で、特活主任の磯部先生もおっしゃってましたが、安城東高校の卒業生は、安城市で、愛知県で、日本で、世界で活躍している方が多くいらっしゃいます。同窓会HPに同窓生の活躍というページがあるので、ぜひ見てください(https://www.anjo-higashi.org/blog3-katsuyaku/)。例えば、安城市役所には卒業生の方がかなり多くいらっしゃいますし、現在の安城市では、お二人の副市長さん、先ほど言った通り教育長さんはみな本校OBですし、市議会議員にも多くの卒業生がいらっしゃいます。また愛知県内にも行政から民間企業まで広く卒業生が活躍してます。県議会議員も何人かみえますし、昨年自動車産業界で、上場企業の社長に就任された方もいます。また日本の宇宙の研究の最先端である、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構、通称JAXAで活躍されている方もいます。そして9月27日に本校の創立50周年記念じょいんとコンサートをやっていただける宮川正雪さんは、東京藝術大学を卒業して、東京フィルハーモニー交響楽団で重要なポジションにいらっしゃる有名なバイオリニストです。また、後藤正孝さんは世界的なフランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝など、数々のコンクールで入賞されている有名なピアニストです。
このように安城東高校卒業生はいろいろなところで第一線でご活躍なさっています。みなさんも、そういった先輩方が多くいらっしゃるということをまず知ってください。そして誇りにしてください。また目標にしてください。そしてこれからの人生で、同窓生のつながりや縁を大事にしてください。同窓生という関係性を通して、人生の人間関係に縦横の広がりをもたらしてくれて、それがそのまま視野と考え方の広がりにつながり、人生を豊かにしてくれます。社会人になると、人とのつながりが非常に大事になってきますし、仕事にも生きてきます。同窓生のつながりが新たなビジネスチャンスを生んだという話は、いつでもどこでもよくある話です。今年の本校のスローガンにもあるように、東高のDNAを受け継いで、過去と未来を紡いでください。そして母校愛を持ってください。
もっとも、とりあえず今は、みなさんの今の高校生活を充実させることが先決です。勉強を部活動を、そして友人関係を充実させてください。そうしたら、今現在の友人関係が、ひょっとしたら将来のあなたを救ってくれるかもしれません。




