名付けと愛着

名付けと愛着                            …

【退任のご挨拶】心の情景〜「The road not taken.(歩む者のない道)」

Robert Lee Frost「The road not taken.(歩む者のない道)」(1916) The…

「あたらしい風景」を描く

卒業生のみなさんの高校生活は、「新しい日常」作りを目指した3か年でした。人との距離の取り方や集団での振る舞いの在り方が人間の「いのち」に深く関与するという事態は、高校生活をどのように綴るのかという課題を私たちにも提示しました。

卒業生への3つのまなざし〜センス・オブ・ワンダー

●1つ目は、必要な時期に劇的に変化できる力の源は、新しいキャリアが始まったこの数年間で身に付く。 若さの恩恵として与えられる自由な時間は、この世界の成り立ち、自然と人と社会との関係、人としての責任の自覚など、いろいろなことを考え、試せる唯一の機会です。

私のセンス・オブ・ワンダー

●卒業式が近づくと決まって思い出す歌がある。それは、荒井由美(ユーミン)の名曲「卒業写真」(1975)である。ユーミンが21歳の時に歌った曲である。1970年から1980年代にかけて青春時代を生きた人であれば、知らない人は少ないのではないか。かつて、県立豊田西高校で11年間担任をし、3年生を受け持った時に、卒業式後のH…

推薦合格者への3つのフィロソフィー

推薦選抜合格者のみなさまへ ●合格発表…

常識の探究

常識の探究 令和5年1月14日(日)  「自分の習慣にないことを野蛮と呼ぶだけの話なのだ。本当にわれわれは、自分の住む国の思想習慣の実際ないし理想のほかには、真理および道理の標準をもっていないようである。」  これは、高校の世界史の授業で習った仏の思想家モンテーニュの言葉(『随想録』1580)である。この言葉を久しぶりに思い出させる本に出合った。その本は、『6ヵ国転校生…

令和4年 安城東高校の「年の瀬」

●令和4年12月28日(水)、本年の課外学習及び学校の諸行事も終わりです。「年の瀬」とは、「年末」「歳末」「年の暮れ」の意味で、一般的には12月の中旬から31日までの期間のことです。…

私の<n年間> 振り返り

●令和4年12月23日(金)、安城東高校の2学期終業式です。校長式辞では、今年、日本・世界で起こった出来事、今年の一文字(「戦」、1年1組の今年の一文字「・・」)、今年の一皿(「冷凍グルメ」)、今年の流行語大賞(「村神様」)に触れながら、「振り返り」についてお伝えしました。

「プライド」という名の劇場

〇令和4年9月1日(木)、今日は2学期始業式…