令6 3学期始業式より(R7/1/7)「創立50周年記念事業について」
令和7年、2025年が始まりました。まず、それぞれの学年へ、勉強に関して一言ずつ送ります。3年生へ。最後まで諦めずに粘って下さい。受験の最後は粘り勝ちです。2年生へ。受験意識を1日でも早く持って受験勉強をスタートさせて下さい。受験の最初は早い者勝ちです。1年生へ。毎日の勉強習慣を確立させて下さい。結局一番良い結果を出す人は、こつこつと続けた者勝ちです。
さて、以前から再三お伝えしていますが、今年は安城東高校創立50周年のメモリアルイヤーでもあります。現在決定している記念事業の予定をお知らせしたいと思います。
まず、一番大きな行事である記念式典が、10月31日(金)に安城市民会館、サルビアホールで行われます。式典には来賓の方々が多数いらっしゃいます。在校生のみなさんは、東高の過去と未来をつなぐ現在の継承者として、全員参加してもらいます。式典前のオープニングでは、青春応援団「我無沙羅」のみなさんにパフォーマンスをしていただく予定です。「我無沙羅」代表の杉浦哲弥さんには、去年は講演会に来ていただき、また体育祭には去年と今年の2年連続で来ていただきましたね。そして式典の後には、今みなさんが取り組んでいる総合的な探究の時間ーグローカルスタディーズ(GLS)ーの発表会を実施します。発表者は新1・2年生から今後選ばれるいくつかの代表の予定です。答えのない問題に対して、自分なりの対策を探るプロセスを勉強するGLSを、東高生が未来に向かおうとする姿の一部として、式典に来場される来賓の方々にお見せしたいと思います。現在の1年生で、ぜひ式典で発表したいと思う人は、今年のものを土台にして、今から案を練っておいて下さい。
次に他の記念行事についてです。現在GLSセミナーとして実施している外部講師による講演会を、50周年記念講演会として、7月10日(木)に、安城市民会館で実施します。講師は、本校2回生で、九州大学大学院教授の中尾実樹先生を予定しています。中尾先生は、主に魚類などの免疫に関する研究をされています。
また、9月27日(土)には本校卒業生で世界的に活躍されている音楽家の方をお招きして、記念コンサートをへきしんギャラクシープラザで開催します。演奏者はバイオリニストで本校5回生の宮川正雪さんと、ピアニストで25回生の後藤正孝さんです。このコンサートは、一般の方にもチケット販売をして開催する予定です。みなさんも希望する人はチケットを購入して参加できます。宮川さんは東京芸術大学を卒業し、東京フィルハーモニー交響楽団の首席バイオリニストです。また、後藤さんはフランツ・リスト国際ピアノコンクールで優勝をするなど、数々のコンクールで入賞し、現在は昭和音楽大学の専任講師もされています。
さらに、同窓会総会を、10月5日(日)にお祭り的内容を盛り込んで、「碧海野秋祭り」として本校で行う予定です。例年、総会では卒業したばかりの学年を招待していますので、3年生のみなさんは、1人でも多くの人に参加をお願いしたいです。
次に同窓会からの記念寄付物品として、体育館の舞台の両側にサイドスクリーン、また行事などでタイトルや演題などを吊り下げるバトン一式をいただくことになりました。3月の卒業式までには設置したいと今調整中です。他にもICT教育関連備品や部活動関係備品も寄付していただきます。
その他にも、制服の変更、記念誌の発刊、記念品配付、碧海野体操という昔東校にあった体操の復活など、いろいろあります。そして、50周年のメインテーマと、ロゴマークがみなさんからの公募によって決定したことは、2学期終業式の後でお伝えしました。また、生徒会主催の公募で、安城東高校のマスコットキャラクターも決まり、その名前を今みなさんから募集をしているところです。職員室前の廊下に応募箱があり、1月14日までですので、ぜひ応募をお願いします。案を考えてくれた生徒のみなさん、どうもありがとうございました。決定案については、今後さまざまなものに使用していきます。
以上が記念事業の概略ですが、今ここにいる生徒のみなさん全員が、全ての記念事業に参加できるわけではありません。特に3年生のみなさんは卒業後のことで参加できるものが限られているし、今は目の前の受験でそれどころではないでしょう。それでも卒業生として、これからの安城東高校の50周年、60、70、そして100周年と、母校の未来をずっとずっと見守っていってほしいと願っています。そして、安城東高校の同窓という縁や繋がりを、自分の持っている資源の一つとして、ずっと大事にしていって下さい。それは1・2年生も卒業すれば同じです。みなさん今後も東高と長いおつきあいをよろしくお願いします。