R5 三重大学 工学部

三重大学  学部合格
乙守 修介 (45回生)岡崎市立矢作中学校出身

夏休みの終り頃から 2 ヶ月弱の間、コロナウイルス感染症とその後遺症により全く勉強ができていなかったので私の受験は時間と体調との勝負でした。周りの友達や受験生と開いてしまった実力差が、特に私の中でプレッシャーや焦りにつながってい
きました。また学校に行き授業を受けることが中々出来なかったので、特に物理と化学の教科書の約半分が未学習のまま約 1 ヶ月半後に共通テストが控えているということに絶望したのを覚えています。

そんな中で私が勉強で意識したことは、自分で考えて分からなかった事は直ぐに先生や友達に質問するということです。特に物理に関しては、定義や現象の正しい根本的な理解が無いと高得点を狙えない科目だと私は思います。なので間違った理解や解釈をする前にしっかりと先生に頼ることをおすすめします。安城東高校の先生方は質問をすると私達が理解をするまで必ず丁寧に教えてくれます。分からないことを質問するのが恥ずかしく思う必要はありません!私は物理の先生にマンツーマンで約 8 時間くらい未学習だった電磁気分野を教えていただきました。先生に質問をしていなかったら間違いなく私は合格することが出来なかったと確信しています。

オススメの参考書についてです。三重大学の工学部を受けようと考えている方は物理の「良問の風」という参考書を完璧に解けるようにするといいと思います。全単元で約 150 問ありますがどれも本当に大切で重要な問題ばかりです。また、三重大学の
入試問題の難易度に近い問題が多いのでこの問題集を 1 冊解けるようになれば三重大学の物理に関しては満点を狙えるほどの力が身につくと思います。私はこの問題集を 6 周し全問解ける状態で受験し、後期試験ではほぼ満点を取り E 判定から逆
転合格することが出来ました。またこの問題集が解けるのなら共通テストも間違いなく高得点が狙えると思います。焦りや不安もあるとは思いますが 1 番大切なのは諦めず自分を信じ抜くことです。挫折したり、周りと差がつき置いていかれてしまった自分が情けなくて泣き出しそうになることが私にはありました。そんな気持ちは勉強をして実力を身につけることしか晴れませんでした。

辛く苦しい事ですが逃げ出さず、自分と向き合ってください。行きたかった志望校を下げる決断をするのも、諦めて勉強をサボる決断をするのも全て自分です。最大の敵は他の受験生ではありません。いつだって自分の邪魔をするのは自分
です。最後まで志望校に向かって戦い抜いてください。応援しています。