R5 大阪大学 工学部

大阪大学 工学部 応用自然学科合格
市川 和樹(45 回生)安城市立東山中学校出身

僕が受験勉強で大切だと思うことは思考することです。自分は高 3 になって得意教科の成績があまり伸びませんでした。得意教科は早めに難しい問題を解いていましたが、分からない問題ばかりだったのですぐ答えを見て解き方を覚えてしまっていました。このために類題が出てきた時に応用することができなかったのが伸びなかった理由だと考えます。過去問などの難しい問題を解く時は最初のうちは時間を無視して限界まで考えることが大切です。逆に基礎固めの時は分からなかったらすぐ答えを見
て難しい問題を解くための知識をできる限り増やすことが必要だと思います。

過去問をやる時期について悩むと思いますが、最後まで過去問が完璧に解けるようになる時期は来ないと思います。自分は早いうちから過去問に取り組んでいたために直前期に苦手分野を演習する時間を多くとれたことが合格できた要因だと思います。早いうちから始めても問題ないと思います。最初の頃は全く解けないと思いますが何度も繰り返し解く内に少しずつ解けるようになります。この時に大事なのが思考するのはもちろん、英語の記号問題などの文章に書いてあることは何時間考えても良いので絶対に根拠を持って選ぶことが大事になってきます。なんとなく選んで正解したかで喜ぶのは全く意味がありません。その結果、すごく力がつくと自分は考えます。

最後に学校はとても素晴らしい場所です。勉強が辛い時は学校に来て仲間と共に勉強しましょう。また、困ったことや質問がある時は遠慮なく先生に相談していいと思います。色々な方が助けてくれます。苦しいと思いますが苦しいと思うまで勉強しなけ
れば合格できません。最後まで諦めず頑張ってください。