新型コロナウイルス ワクチン接種に関するQ&A(厚生労働省)

●新型コロナワクチン接種については、全国では個別接種及び集団接種、大規模集団接種会場に加え、企業・大学等における職域接種も始まり、接種の機会が大きく広がっています。

ワクチン接種は、強制ではなく、本人の意思に基づき実施されるものです。接種を受ける方は、接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方を理解したうえで、自らの意思で接種を受けることになります。

接種を希望されない方や病気等の理由で接種ができない方が、接種の強制、差別的な扱い、偏見等を受けることがないよう、皆様のご理解とご協力をお願いします。

●なお、厚生労働省のHPには、次のような情報(抜粋)がありますので、ご参照ください。

ワクチン接種に関するQ&A(クリック!)

Q1.今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか。

A1.「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のことで、義務とは異なります。感染症の緊急のまん延予防の観点から、皆様に接種にご協力をいただきたいという趣旨から、このような規定があります。

今回の予防接種は、感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。

予防接種法に基づいて行われる定期接種の多くのもの(4種混合、麻しん、風しんの予防接種など)にも、同じ規定が適用されています。新型コロナウイルス感染症に係る予防接種については、「予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律」(令和2年12月9日施行)により、同法の規定を適用することとなりました。

Q2.新型コロナワクチンの接種を望まない場合、受けなくてもよいですか。

A2.接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。

新型コロナワクチンについては、国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応などのデメリットよりも大きいことを確認して、皆さまに接種をお勧めしています。しかしながら、接種は強制ではなく、あくまでご本人の意思に基づき接種を受けていただくものです。接種を望まない方に接種を強制することはありません。また、受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることのないよう、皆さまにお願いしています。仮にお勤めの会社等で接種を求められても、ご本人が望まない場合には、接種しないことを選択することができます。

以上