ICT活用授業（国語）を行いました

●令和３年７月９日（金）５限、２年３組現代文Ｂの授業で、シンキングツール「ロイロノート」を用いた授業を実施しました。

●＜読書体験の共有＞をテーマに、教科書で扱った「山月記」（著・中島敦）と、現代小説「コンビニ人間」（著・村田沙耶香）とを読み比べ、共通点やそれぞれが抱いた感想について共有しました。

●生徒からは、「テスト向けに扱ってきた教材を読書として再度触れ直したことや、クラスメイトとの意見交換を通して、違った視点で内容を考えることができた」のような感想を聞くことができました。また、授業の最後に私自身の抱いた感想を発表し、その後生徒の感想を読むことで、教員としてではなく一読者として二作品を見つめ直し、生徒と読書体験を共有することができました。

●教科の特性上、ICTを活用した効果的な授業を考えることはなかなか難しいですが、今回のように多くの生徒間での意見交流を図るなど、ツールを用いたからこそできる授業を今後も考えていきます。